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イラクでの邦人拘束事件(5/22)  

 
  4月にイラクで計5人の邦人が拘束されるという事件が発生しました。

 政府は逢沢外務副大臣をヨルダンに派遣、警察庁の「国際テロ緊急展開チーム(TRT)」も同行し情報収集にあたり、平行して関係各国やイラク国内の宗教指導者達への協力を要請するなど交渉の結果、当初拘束された3人とその後拘束された2人が相次いで無事解放されました。

 5人が全員無事解放されたことは大変喜ばしいことであると思います。

 この事件発生時の犯人グループの要求は、イラクからの自衛隊撤退でした。しかし、小泉首相は自衛隊の撤退はありえないと即座に明言、わが国がテロリストの要求に屈することはないことを内外に明確に示しました。

 今回の事件のみを考えればこの判断は人質となった方々の人命を軽視するものともとらえられるかもしれません。しかしながら、一度テロリストに屈したとなれば、第二、第三の同様の事件が発生し、国内外全ての日本人が危険に晒されることになってしまいます。今回の事件に関しては、小泉首相の判断は正しかったものと私は考えます

   個人に優先される集団や社会があるということを意識させられる今回の事件でありました。日本が豊かになってくる過程で徐々に個人の自由に重きがおかれてきました。社会のあり方そして教育にもつながる問題であります。日本が健全な成熟社会になる上での新たな課題であると認識をし、国民全員が考えて行かなくてはならないと感じました。

                                                       梶山 弘志

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